今日は友人の相談に乗りました。
彼女も40代、ワーキングママでほぼワンオペ。子どもは4歳と7歳の男の子。
状況を少し説明すると「癇癪をおこしがちなので何か心配なことはありませんか?」と先生が心配して聞いてくださっている様子。
でも、仕事も家事も子育ても精いっぱいやって、これ以上ケアできない・・・と言って泣き出しました。
きっと色んなことを想い、自分を責め、いっぱいいっぱいだったのでしょう。
ワーキングママは一生懸命子育てをして、仕事をして、家庭を守っています。
「仕事だから・・・」と言うことを理由に、子育てに穴をあけたくない。仕事にも子育てを理由に穴をあけたくない。
でも、子どもが小さいとそのコントロールが効かないこともあります。
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40代の共働きのワーキングママの実態

日中は仕事をして、家に帰れば家事と育児。子どもが寝てから保育園の連絡手帳や、明日の準備をしなければいけない・・・
子どもを寝かしつけながら自分も寝てしまって、気が付いたら夜中の2時。
「あああ。今日も寝てしまった・・・お茶碗まだ洗ってないのに。」
溜まった家事は週末しよう、と思っているのに寝込んでしまって部屋の隅に溜まっていく埃を見つけて自己嫌悪。
こういう状態になっているワーキングママって本当に多いです。実際、わたしもそうでした。
仕事ではフルパワーで働いて、家に帰ってから第2ラウンドが始まります。子どもを大急ぎでお風呂に入れて、ご飯を作って食べさせて、寝かしつける。
時間と体力との闘いです。
ワンオペであればなおさらです。
イライラが募ると家族にも伝染して、子どもも癇癪をおこしたり、訳もなく怒ってしまったり。そしてそんな自分に自己嫌悪。
どうしたら良いのでしょうか?
ワーキングママが疲れないための秘策は?

ワーキングママ歴16年で得たことは「手抜きをすること」です。家事でも仕事でも。仕事に関しては誤解を招くといけないので、少し解説します。
積極的に「手抜き」をする
仕事で手抜きをする、という訳ではありません。みんな真面目で、つい「明日楽になるから」という理由で、明日出来る仕事も今日やってしまいがち。
そこをぐっとこらえて、明日出来ることは今日しない!これくらいの気持ちで割り切ることも大事です。
家事についての「手抜き」の代表例は「料理」です。
家に帰ってから料理をすることはものすごく負担になるし、時間もかかります。だから、平日は極力料理をしないことにしています。(料理が好きな人向けのアドバイスではありませんね!)
休日に常備菜を作っておくと平日がとても楽。でも常備菜が無かったとしても、大丈夫。
こんな時は3色丼を作ります!納豆、しらす、鮭のほぐしたもの、炒り卵、卵etc…なんでもいいんです。
子どもが喜ぶ、丼(どんぶり)にしてしまいましょう!
そして、スーパーのお惣菜もおススメです。(毎日だと飽きてくるので、時々使うととっても便利!)
生協のお弁当セットも便利ですよね。
うちの子、保育園で「一番好きなごはんは何ですか?」と聞かれて「たまごかけごはん!」と堂々と答えていました。(苦笑)
余裕があれば、お味噌汁を作れば完璧です。
最近では「ぬか漬け」が我が家のブームです。ぬか漬けがあって、お味噌汁があって、あと1品(最近は子どもたちが作ってくれます)あれば立派な夕飯です。
体のメンテナンスを行う
本当はお洒落に「ヨガに行く」とか言いたいんです。でも、子育て中はそのヨガに行く時間すらないことが多いですよね。
わたしが勧める体のメンテナンスは「整骨院」です。
確かにヨガに行く時間もないのに整骨院に行く時間なんかない!と思いがちですが、整骨院には行った方が良いです。
と、言うのも保険適用なのでめちゃくちゃ料金が安いのに、とてもマッサージが気持ちがいいから。
元々ストレートネックで肩こり、首こり、背中こりが酷く、吐き気がすることもありましたが、ここ数年整骨院に通っているせいか、吐き気がするほどの肩こりはありません。
ベッドに横たわっている間、ぐっすり寝てしまっていることも。
土曜日、主人と子どもが遊んでいる時を狙って、近所の整骨院に行ってみてはどうでしょう?
このことを友人に伝えたところ、「ボルダリングでカチカチになった筋肉をほぐしに行ってきた!その気持ちよさは想像以上だった」と、言っていました。
何も考えない
「瞑想」って本当に良いらしいです。
Appleの創設者スティーブ・ジョブズが瞑想を取り入れていたのは有名な話。
脳研究の学会誌でもとりあげられている瞑想。
脳研究の学会誌『Brain Research Bulletin』に掲載された研究では、瞑想はストレスを軽減することが示唆されています。出典「精神力のエクササイズ」瞑想とは何なのか? : ライフハッカー[日本版]
でも、瞑想というと
- 難しそう
- 怪しい世界にひきこまれそう
- 苦手
と、まあなかなか一般人にはあまりまだ浸透していない瞑想ですが、先日職場のメンタルヘルスセミナーである瞑想の仕方を習ってきたので紹介します。
チョコレート瞑想について

チョコレート瞑想と言って、チョコレートを食べながら瞑想するものです。チョコレートが無い場合はキャラメルでも飴でも大丈夫!
やり方はとてもシンプルで、まず目の前に1粒のチョコレートを準備します。そして・・・
まず、チョコレートに注意を向けてみましょう。その重みと手触りを感じてください。温かい、冷たい、柔らかい、それとも硬い? 食べてしまいたいという衝動を感じていても、手にしているチョコレートの感覚にゆっくりと注意を向けてください。目を閉じていたなら、ゆっくり目を開け、手にしているチョコレートをよく見てみましょう。その形、色、あなたの反応を感じてください。
それではチョコレートの香りを嗅いでください。ゆっくりと鼻のところに持っていき、チョコレートの香りがあなたとつながる瞬間を感じてください。そして、その香りに感謝しましょう。これまでに感じたことのない香りが混ざっているかもしれません。思っていたより香りが強いかもしれません。食べてみたいという衝動はさらに高まっていることでしょう。こうしたことを感じながら、穏やかに座っている感覚を楽しみ、チョコレートの香りを取り込みましょう。
ここで大事なのは、1つの対象物(ここではチョコレート)に対して五感を使って、色々なことを感じながら観察をすることで、瞑想の第一歩となるそうです。
まとめ

母親は子どもを優先するあまり、自分のことを後回しにしてしまいがち。
でも、一家の太陽である母親が笑顔じゃなければ家庭は不幸だと思うんです。例え夕飯のご飯がスーパーのお惣菜だったとしても、お母さんが幸せで笑っていればなんとかなる!
本当にくたくたに疲れると、作り笑顔すらできなくなります。
そうなる前に、自分を大事に体と心のメンテナンスを行いましょう。
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