今日、東洋経済ON LINEで興味深い記事を読みました。
なんでも、小学6年生までに準2級を取っておけば色々な面で有利だというのです。
確かに、中学受験を考えているお子さんは、学校によっては英検の取得級を点数に加算してくれる中学もあります。
そういった意味でも有利です。
しかし、東洋経済ONE LINEが言うように、早いうちから英検の取得をしておけば、自分の身の振り方が分かるというか、中学以降の英語学習を取り組みやすくなります。
でもどうやって勉強をすればいいのか?
我が家の英語の勉強方法をご紹介します。
英検準2級合格するまでにやったこと

小学6年生までに準2級を取得すればいいと書いてありますが、我が家が受験したのは中2の時、続けて英検2級を受験したのは中3の時でした。
英検準2級、2級両方とも、テキストは買いませんでした。
英検のために何をしていたかというと、アプリ(mikan)だけを使いひたすら単語を覚えていました。
あとは学校の授業を真剣に受ける。それで合格しましたが、その結果が上位1%というもの。初めての受験にしては上等です。
英検2級を受験したときもテキストは購入せず、電子辞書の中に入っている過去問を繰り返し解きました。
これで、合格しました。
元から英語の基礎があったから?と聞かれますが、その答えはNoです。
小学校の頃は公立小学校に通っていましたので国際交流の授業の授業のみ。
月に1時間だけネイティブの先生が教えてくれる国際交流の授業を楽しみにしていました。本格的に英語を学びはじめたのは中学に入ってからでした。
それで、特別な勉強もせずに学校の授業だけで英検2級を取れるのか?
答えは・・・YESです。
授業はしっかり出て、きちんと復習をすれば合格します。
ただ、授業のほかにもあることを日常生活でも取り入れていました。
それは何かというと・・・
勉強していないのに英語の力がメキメキ伸びる方法

机に向かって勉強しなくても、メキメキ英語の力が伸びるある方法があります。
机にかじりついてカリカリ単語を書いて覚える、ことも大事なことですが、ここでは机に向かわないで英語を学習する方法をお伝えします。
映画を観る
今は英語を勉強する環境がものすごく揃っている時代です。
Amazon primevideoで家にいながら映画を観ることが出来るし、YouTubeを使って洋楽を聴いたり、英語の勉強もできます。
何なら、趣味の動画を観る時に、あえて英語での案内を検索してみると、趣味と英語を両方得ることが出来てものすごく有益です。
映画は1度や2度ではなく、3、4、5と回数を重ねて見ているとセリフを覚えていきます。
つまり、暗記ですね!
「暗記が苦手」という方もいると思いますが、好きな映画、好きな動画、好きな選手のコメント等好きなものから取り掛かると、苦痛に感じません。
簡単なものから初めて、単語が発音できるようになる→フレーズが発音できるようになる→セリフが言えるようになる、と徐々に暗記の範囲を増やします。
覚えることが出来ると、嬉しい気持ちになり、達成感を味わえるので脳科学的にみても良いことです。
Twitterを活用する
これは子どもから教えてもらいました。
Twitterって、どんな使い方をすればいいかもわからなかったのですが
- 海外の好きなアーティストをフォローする
- 動物のチャンネルをフォローする
- アメリカ大統領(公式)をフォローする
- イギリス王室のロイヤルファミリー(公式)をフォローする
等、自分の好きな人をフォローしてみます。
最初は英語の意味がわからなくても、くじけずに!
でも、好きなアーティストの情報なら知りたいと思いますし、自分も何か発言してみたくなりますよね。
そこで、参考にするのが「コメント欄」です。
「この人のコメントは自分と近いな」と思うものをストックしておいて、単語などを入れ替える。
最初のうちは暗記するためにまるっと覚えるのが良いと思います。
特に、このコメント欄を読むのが良いのは「学校では絶対に習わない、生きた英語」が出てきます。
ここが良いんです。
本を読む
これは、英語の本ではありません。
日本語で書かれた本のことです。勿論、英語の本が読めればそれも併せて読むと良いのですが、最初から詰め込むと長続きしません。
わたしが2人の子育てをしてきて、強く感じるのは「読書量」、つまり語彙力の差が色々な面で影響を及ぼすということが分かりました。
例えば、「嬉しい」を表す表現もたくさんあります。
- 嬉しい
- 抑えがたく嬉しい
- 嬉しさのあまり泣き出す
- 恩恵にあずかり嬉しい
- 他人の幸せが嬉しい
- 救われて嬉しい
嬉しい気持ちになる背景はもっとありますがここではこれくらいにして、その嬉しいを表現するとこんな言葉で表すことができます。
「身も心も軽い/浮き立つ気分/“ハッピー”な/しあわせな/ルンルンの/明るい/夢のような/はずんだ(気分)/“酔う”(思い)/(頬が)ゆるむ/(顔が)ほころぶ/喜々として/浮き浮きと/上機嫌で/ご機嫌な/有頂天/喜びを隠せない/気持ちが躍る/鼓動が速まる/胸を躍らせる/とび上がらんばかりの(知らせ)/“感泣”(かんきゅう)もの/“感涙”(かんるい)もの/天にも昇る心地/足が地につかない/心が高鳴る/夢見心地/(顔が)紅潮する/(頬を)紅潮させる/満足する/喜色満面で/(心理を)くすぐられる冥利(みょうり)(に尽きる)/「めでたい、めでたい」・・・等。
これでもまだ一部。
なぜ語彙力が大事かと言うと一言でいうと「自分の言いたいことをどれだけ簡単な言葉で置き換えて表現できるか」が大事なのです。
つまり、沢山の語彙を持っていれば英語に変換するときも使える単語の幅が増えるからです。
だから、よく言われている「英語教育の前に日本語の基礎を固めなさい」というのはこういう意味なのです。
まとめ

特に共働き家族は子どもの送り迎えなどが出来なかったり、ゆっくり子どもの宿題をみてあげられなかったり「わたしが家にいてあげたら英語も通わせられるのに。」と思ったこともありました。
でも、最近は家にいながら(レンタルビデオと違い、借りに行く手間もなく)圧倒的な量の映画を観ることが出来ます。
SNSも発達して、YouTubeなどは無料で発音も教えてくれます。
なんて良い時代なのでしょうか。
でも、簡単に情報が手に入るからこそ「やらない」という選択も出てきます。(後で出来るからいいや、と後回しにされがち・・・)
でも、英語ができれば中学、高校の授業も楽についていくことが出来るし、なんならみんなを引っ張っていく存在にもなれます。
人より1歩前に出ることが出来れば、それはもう得意分野になります。
恩師からこう教えられました。(いじめられていた子へのアドバイス)
「いじめられないようにするためにはこの学年で一番になるものを探しなさい。そうすれば自分の自信にもなるし、一番と言うことで一目置かれる存在になる。絵でもいい、運動でもいい。でも、この2つは生まれ持った才能や素質も影響するから、勉強をしなさい。勉強は裏切らないし、勉強は今から君が一番になれる要素がある。」
と言っていました。
これ、本当にそうだなと思います。
娘もいじめられていたわけではありませんでしたが、不登校気味の時に救ってくれたのはある暗唱がきっかけでした。
暗唱が得意というより、友だちがいなくて学校でも、学童でも一人だったから本を読み暗唱することしかなかったのです。
しかし、その暗唱したことが数年後の彼女にどれだけ自信と勇気を与えてくれたでしょうか!
まとまりがつかなくなりましたが、とにかく日本語の語彙力を増やすこと、映画を使って使えるフレーズを暗記すること、SNSを使って生きた英語を覚えることが大事だという話でした。
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