実際片付けを始めると、処分の仕方に頭を悩ますものがあります。
明らかに不要なのに、どうやって捨てて良いか分からない。または、捨てたら罰が当たるんじゃないか、不安になり捨てられない。
例えば、人形・ぬいぐるみ・鏡・お守り・お札などなど。これらのものを処分する方法について、今日はお話していこうと思います。
捨てにくい物の処分方法
では、物べつに処分方法をご紹介します。これを参考に、地域の処分方法を検索してみることをおススメします。
人形・ぬいぐるみの場合
人形というのは、自分と「気を分け合う存在」と言われています。
映画や小説で、いじめられっ子の主人公が、大事にしている人形に語りかけたりするシーンを見たこともあると思います。
また、数年前に流行ったもので、一人暮らしのお年寄りへの贈り物に「おしゃべり人形」というものがありました。
これって、まさに自分との分身の様な感じがしますよね。
さて、この人形ですが、気に入ったものをいくつか手元に置くのは問題ありませんが、たくさん飾りすぎるのはNG。
部屋を見渡してみて、不要な人形、もしくは本当に気に入った人形以外は手放すことをお勧めします。
人形を処分することに抵抗があると思いますが、1体ずつ和紙で丁寧に包み、感謝して捨ててあげれば大丈夫。
ビニル袋や化学繊維に包むと、再生しないので避けましょう。
あと、注意したいのが風水的に人形の顔が汚れると、持ち主の容姿に悪い影響がある、といわれています。
顔が汚れている人形は、丁寧に拭いて汚れを取り除いてから処分しましょう。
ご両親があなたのために願掛けをした人形をお持ちの方。こちらは、ただ処分するのはお勧めしません。
神社やお寺でお焚き上げをしてくれたり、魂を抜いたあとに処分してくれるところもあるので地域の神社、お寺を探してみて下さい。
鏡の場合
鏡を新調すると新たな運気を得られます。
このため、運気をリセットしたい方は小さな鏡を時々新調すると良いとされています。(自分の運を替える、という意味があるため)
そのため、不要な鏡、使っていない鏡が家の中にたくさんあると、「溜め込んでいる」状態となり、代謝が滞ります。
これって、そうです。ダイエットの天敵ですよね、代謝の悪い体。
「わたしは使っていない鏡なんかないわ。」と思う方、ちょっと持ち物を思い出して下さい。
手鏡、ファンデーションのコンパクト、化粧ケースの内側についているもの、スマホに貼って鏡になるタイプのもの、キーホルダータイプの鏡。
持っていませんか?
これらの使っていない鏡を処分すると、風水的には美容に効果があると言われています。
処分するときは、塩をひとつまみ入れたバケツに水を張り、硬く絞った雑巾で丁寧に拭いたのち、鏡を少し割って、白い布に包んで捨てましょう。
鏡を割る時は、厚手のタオルでくるみ、金槌か何かで叩いて割るとけがをしません。くれぐれもケガにご注意を!
大きさにもよりますが、大きいものはきちんと粗大ごみの手続きをしてから捨てましょう。
お守り・お札の場合
お守りやお札をそのままゴミに捨てる人はいないと思います。
これらの寿命といいますか、有効期限は、いただいた日から大体1年と言われています。数年間飾りっぱなしでほこりをかぶっている熊手などありませんか?
お守り・お札なども毎日軽く拭いておくとほこりまみれになりません。
皆さんもご存知のとおり、お守り・お札は頂いた神社、お寺に返すのが基本です。その時、お焚き上げをしてもらうことに感謝し、お気持ちをお賽銭として納めるとよいでしょう。
どうしても返納に行くことができない場合、郵送でも受け付けてくれます。(わたしは箱根神社と、川崎大師に郵送したことがあります。)
その時もぶしつけに送るのではなく、返しに行くことが出来ない理由と感謝の気持ちを添えてお手紙を同封しました。
お返しする日にこだわる必要はありませんが、男性だったら奇数日、女性は偶数日に返納すると新たな運気を得られるとされています。
まとめ
捨てることが出来ないから、と思って溜めておくより、勇気をもって処分すると部屋の中がまるで違ってみえることがあります。
見えないものが見える、などの「そういう才能」は残念ながら持っていませんが、明らかに今までと違った空間に感じるのです。
ぬいぐるみをベッドの周りに敷き詰めて寝ていた女性が、思い切ってぬいぐるみを処分したら新しい出会いがあり、彼氏ができた人も知っています。
やはり、自分は飾っているつもりでも、空間的には溜め込んでいる状態だったのかもしれませんね。
その彼女、ぬいぐるみを処分して、彼氏が出来たのと同時に、あれだけ苦しんでいたアレルギー性鼻炎が治ったとも言っていました。
毎晩鼻が詰まり、口呼吸で、朝起きるとのどが痛く、一日の始まりはくしゃみからだったのが、すっかり鼻呼吸になっていた、というのです。
確かにそうですよね。ぬいぐるみはこまめに洗いませんので、ほこりが付きやすいのも納得。
あなたも片付けて、新しい人生を手に入れませんか?