働くママは、圧倒的に時間が足りない。時間が足りないから、片付かない。本当は時間があれば、片付けに力を入れたいのに・・・
こう思っていると、ますます、片付けがしんどく感じます。
わたし自身も、今なおフルタイムで働きながら子育て中ですので、その気持ちが痛いほどわかります。
さらに、汚い部屋に帰ってくると、精神的にもしんどいですよね。
さて、そんな汚部屋が嫌で、片付けられない自分も嫌で、精神的にしんどい時、どうしたら気持ちを切り替えられるか。
今日は気持ちの切り替え方について考えていきたいと思います。
片付けがしんどい時、気持ちを切り替えられるかが鍵
社会生活を送っていると、必ず凹んだり、悲しくなったり、やるせなくなる時に遭遇します。
自分を見失わないためにも、次のアクションをいつも通りに起こせるか。いかに気持ちを上手に切り替えるかが鍵になります。
財布の中を片付ける
片付けることが出来なくて、しんどいあなたに是非してもらいたいことがあります。
それは、「財布の中を片付けること」です。
たった数十センチの入れ物の世界ですが、この効果は絶大で「そんなことで・・・」と馬鹿にせずに是非、財布の片付けを実施してみて下さい。
【財布の中の片付けの仕方】
- 財布の中から、お札、小銭、レシート、クレジットカード、ポイントカード、全て机の上に出す。
- レシートは家計簿を付けた後(家計簿をつけていない人はそのまま)、破棄する。
- ポイントカードは直近で3カ月間使用していないものを、一旦外す。
- クレジットカードもメインで使っているもの以外、一旦外す。
- お財布は3年以上使っていれば、新しいものにする。
出来れば、ポイントカードは別のカードケースに入れた方が、良いでしょう。クレジットカードとポイントカードを同じお財布の中に入れていると、膨れ上がってしまうので、これを機にポイントカードケースを作るものお勧めです。
さらに、お財布の中にはお札だけ入れて、小銭は小銭入れに入れること。これは、おまじないみたいなものですが、いざやってみると、小銭は小銭でさっと取り出せて、「財布の奥から小銭が出ない」という、ストレスから解放されます。
一度、片付けが出来たお財布はスッキリと気持ちが良いものです。
鞄の中を片付ける
財布の片付けと同じで、普段通勤に使っている鞄の中身を一度全部だして、片付けてみることも気分の切り替えになります。
鞄の中が綺麗に整理されていると、仕事の出来る女、という感じもしますよね!(この、そんな感じ、というのが大事なんです。イメージはその人を作るものだから)
はい、では鞄の中身、出しましたか?
ティッシュ4つ、ウエットティッシュ3つ、ハンカチ2枚、ビニル袋、おもちゃ(!)、文庫本、化粧ポーチ、手紙、財布、定期入れ、飲みかけのペットボトル、ボールペン、手帳・・・まだまだ、ありますか?
何を隠そう、わたしの鞄の中は、いつもその様な状態で溢れかえっていました。
特に、子どもたちが小さい頃は、いつでも手を拭けるよう、いつでもゴミを捨てられるよう、ハンカチも、子どもが忘れた時貸してあげられるよう・・・こんな状態で、常に鞄の中はパンパンでした。
でも、気づいたんです。「こんなには要らないな」、と。
ハンカチも1枚でいいし、ウエットティッシュも1組あれば十分。飲みかけのペットボトルは要らないし、おもちゃも不要。
一度全部出してみると、「こんなに入っているのか!」と驚きますよ。
現状把握したあとは、不要と思うものを処分するだけ。
鞄の中に不要なものが入っていないということが、こんなにも気持ちが良いものか!と思いますよ。一度、やってみてください。きっと、その後の仕事にも良い影響があるはずです。
まとめ
朝起きて、ごはんを作り、お弁当をつくり、子どもたちを送り出し、(保育園、幼稚園の送り迎え含む)仕事に行き、家に帰ればすぐにお風呂をいれ、ごはんを作り、食べさせて、子どもたちをお風呂に入れて、寝かせて、家事を片付け、やっと自分の時間が出来たと思ったら深夜・・・
こんな毎日を送っていらっしゃる、ワーママさん。本当にお疲れ様です。
家族みんなが、心も体も健康に過ごすためには、綺麗に片付いた家であることが、大きくその成功に貢献します。
だから、まずは家の片付けが重要なんです。
よく、「それは分るけど、できない。無理」と言う方がいらっしゃいますが、まず「できない」という言葉を1週間だけ封じてみて下さい。
人は、宣言するとその目標に向かって動くという癖があります。
言葉には皆さんが知っているよりも、ずっと力があります。「できない」というと、本当にそうなる。お片付けができない自分像ができあがるのです。
だから、今後は「できない」という言葉は使わない。
そして、お財布、鞄、など身近ですぐに出来ることから始めるのです。
そうすると、「わたし、できた!」という、成功体験が脳に刻まれ、「できるわたし」に一歩ずつ近づく。
大丈夫ですよ、あなたは絶対に片付けられるようになる!