頭の中の断捨離をススメたい理由があります。頭の中は目に見えませんが、ものすごく様々な処理をしています。
朝のニュースの話題が、夕方まで頭の中に居座り続けて、仕事や家事のパフォーマンスが落ちた経験はありませんか?
正直なところ、わたしは気を付けて意識しておかないと、丸一日頭の中は朝のニュースで支配されることがあります。
それが暗いニュースだったりした時は本当に大変。一日中暗くなってしまいます。問題なのは、そのニュースが頭の中に居座るせいで、頭の中がごちゃごちゃになっていること。
頭の中をスッキリ整理する方法は、何かないのでしょうか?
頭の中の断捨離をする方法
頭の中の断捨離をする方法はいくつかありますが、手軽にできて効果が高いものをご紹介したいと思います。
中には「何でそれ?」というものもありますが、試してみると案外気分が変わって良いかもしれませんよ。
今日一日のやることリストを作成する
今日一日、寝る時までにやらないといけないことを、書き連ねてみて下さい。可視化出来ると、脳にインプットされ、そのタスクをやり遂げなければいけない、と思うはずです。
そして、書くという行為は気持ちを整理する上で、とても有効。書いた予定に沿って、実施したものから横線を引いて消していく、という方法です。
この「消す」というひと手間が「これを実行したんだーーー!」と実感がわきますので、是非、線を引いて消してみてください。
タスクを書いた紙は1枚紙でも良いのですが、ノートに書くとやってきた足跡が残り「これをやったんだ!」と充実感が増します。
拭き掃除をする
とにかく気分を変えたい時は、拭き掃除をします。玄関の三和土(たたき)の水拭きから始まり、靴箱、本棚、床、トイレ、洗面所。
ありとあらゆる所を拭き清めていくうちに、頭の中で考えていたことがスーッと消えて行きます。ポイントは、目の前のことに集中すること。
拭き掃除をすると、空間がキレイに清められて環境的にも風水的にもGoodです。
大きな声で歌う
大きな声を出すとスッキリします。声を腹から出すとものすごくスッキリしませんか。そして体がポカポカしてくる。
頭がもやもやしたり、考えがまとまらなかった場合、大きな声で歌うことにしています。洋楽でも邦楽でも、どちらでも構いませんが1曲きっちり歌い終わったあとは、意外ともやもやは消えています。
余談ですが、この冬家族がインフルエンザに罹りました。夫と上の子どもが体調不良で苦しむ中、わたしと下の子だけはケロッとしていました。
思い返してみると、インフルエンザに罹っていないわたしたちに共通していたことは「いつも大きな声で歌っていた」ということ。キッチンやお風呂で歌うのは当たり前。犬の散歩中にも歌ってしまいます。
インフルエンザの予防注射をやめて、10年以上経ちますが(その間2回の受験がありましたが予防注射は受けていません、これもある意味断捨離ですね)、毎年元気に過ごしていました。
笑うと免疫力が上がり、インフルエンザに罹りにくくなる(医学的根拠を調べています)と仰る方もいますが、大きな声で歌うことも何かしらの効果があるのかもしれませんね。
頭の中のごちゃごちゃをスッキリに変える
頭の中がごちゃごちゃしている時は、私生活においても軌道に乗っていないことが多いと感じます。
目の前のことに集中出来ないからでしょうか。
まだ起こっていない事象に対する不安で頭の中が一杯になることがあり、仕事のパフォーマンスがダダ下がりでした。以前のわたしは常に頭の中は子どものことで一杯でした。初めて小学校に上がる時、交通事故に合わないか、子どもがちゃんと学童に行けたかどうか、習い事に行けたかどうか、何から何まで心配でした。
こうした中で、ある朗報を見つけました!米国ミシガン大学の研究チームが行った調査によると、「心配事の80%は起こらない」という結果が出たそうです。
確かに、わたしも心配はしましたが、子どもたちはちゃんと学童にも、習い事にも行けました。そしてわたしの心配は、いつも杞憂に終わりました。(逆に杞憂に終わって良かった!)
「心配しすぎだよ」という友人からの助言に対して、「防ぎようがない事件・事故に巻き込まれたりしたらどうするの。」と反論していた時期もありました。
でも、この研究結果をみて心配事をしないように気を付けました。心配ばかりしても、仕方がありませんから。
その代わり準備に時間をかけることにしたのです。外的要因を心配すると、心配は尽きませんが、自分で出来る対策は自分でコントロールすることが出来る。
こちらに注力することで、心配事をぐっと減らすことが出来たのです。しかも、心配事が頭から離れると、あれだけごちゃごちゃしていた頭の中がぐっと拡がり、キャパが大きくなった気がしました。
今までどんだけ心配事で頭を埋め尽くしていたのか・・・汗
まとめ
日常生活で頭の中がごちゃごちゃする時には、写経を試すと良いよ、と言われ写経も試したことがありました。
目の前の紙に間違えないように書いていく。数時間かかりますが、ものすごく集中しているせいか、あっという間に時間が過ぎて行きます。
写経と掃除は似ている、と思いました。共通点は、目の前のことに没入する、ということ。
生きていくと悩みは尽きなくて、心配事も尽きなくて、時々疲れるな、と思うこともあります。でも、きっと解決する糸口は見つかります。悩みの海に溺れることなく、決してじたばたせず、ただ目の前のことをひとつづつ片付けていくこと。これが一番です。
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