本屋に行けば「節約術」などは平積みになっているし、インスタグラムのタイムラインで流れてくるのは節約術の情報がたくさん・・・
共働きで子育てをしながら節約なんて、まず無理でした。
家族4人、月3万円で食費を抑えているカリスマ主婦を横目でみながら「わたしって駄目なお母さんかもしれない。」と思っていたのも事実です。
でもね、無理なものは無理なんです。
時間とお金どちらも追いかけるのは至難の業でした。
でも、働きながら子育てをして「あ、意外に上手にやりくりで来ているじゃない?」と思った瞬間がありましたので、今日はそのお話をシェアしたいと思います。
辞めた節約1、食費を分けて管理すること
結婚した最初の頃は、毎週の食費を1万円ずつ封筒にいれて、そこから買い物をしていました。そうです、そうすれば一カ月の食費を4万円で抑えられるからです。
でも、せっかく節約料理を作ったのに旦那さんは飲み会だったり、節約料理を作ったは良いが「もやし」や「キャベツ」がふんだんに使われたお料理だったり、胸肉のオンパレードだったり正直、お料理や食事を楽しめていませんでした。
新しいお料理に出会って「コレ作りたい!」と思っても封筒の中に必要な予算が入っていないから断念することもしばしば・・・
お料理は本来楽しいはずなのに、義務感でやっていてだんだん料理をするのが嫌いになりそうでした。
だから、食費を決める方法はわたしには合わない、と判断して辞めました。
元々、お買い物をするのが好き、八百屋を見て回るのが好き、新しい料理も作ってみたい、でも疲れた時はお惣菜も買う、という性格だから食費を最初から抑えることに抵抗があったのかもしれません。
こんなわたしが行きついたのは「生協」と「コストコ」を使い倒すこと!
https://beautiful-good-life.com/2020/02/15/costco-points-are-very-high/
辞めた節約2、オール電化
家を買う時に親戚からもオール電化を勧められましたが、これはやめました。
オール電化のすばらしさをたくさん教えてもらいましたが、どうも自分のライフスタイルには合わない気がしたので・・・
火力を上げながらジャンジャン炒め物をすることや、ガスオーブンでお菓子を焼いた後の甘い香りに包まれる余韻など、オール電化にするとその喜びがなくなることを知っていたからです。
もちろん、歳を重ねて老人だけの生活になったとしたら、安全が一番なので変えることもあるかもしれませんが今はまだ、ね。
そういいながら、我が家の電気は20Aです。
「嘘やろ・・・20A言うたら、キャンプ場のAC電源やん!」と友人に言われました。笑
家族4人、時々母が遊びに来た時でも十分生活していけます。それに、電気代は当たり前ですが安い。
4年前から一緒に暮らしているワンコのために、夏場は24時間エアコンをつけていますが8千円を超えたことはありません。
ワンコが我が家に来る前は、エアコンをつけたことが無かったのも事実です。(これは、マンションの立地等にも関係するので、また別な機会にお話しします。)
この生活を送るには、ある程度電化製品の断捨離は必要です。
辞めた節約3、お金を時間で買うこと
先日、あるセミナーに参加した時のことです。主催されていた講師が「時間とお金はどちらが有限か知っていますか?」と質問されました。
40代のわたしはすぐに答えられました。
そうです、「時間」です。
20代、30代の頃は「お金」と答えていたと思います。給料も安かったし、体力には自信があったのでとにかく馬車馬のように動き回ることこそ価値があると思っていました。
しかし40代になり、「あれ、待てよ。この労働は自分じゃなくても良くない?お金で解決すれば早いよね。」という考え方が出来るようになりました。
この労働の中には「日常品の買い物、犬を洗ってあげること(うちのワンちゃんは大きいので洗うとなると1日かかりなのです)」など、何気なく普段の生活でしていることを言います。
それを誰かに託せば、それに費やしていた時間を別の有益なことをする時間に変えられるのです。
その空いた時間を有効に使うのが難しい、と言われたこともありますがそう難しく考えないこと。好きな映画を観る(今はAmazon primeビデオやNETFLIXもありますので良いですよね!)、溜めていた本を読む、ブログを書く、走る・・・
やろうと思えば、たくさんありますよね。
これが一つでも出来たら「ああ、好きな映画を観たぞ」とか「本を読めた!」と小さな達成感がありますよ。
で、結局どうなったのか?
節約、節約、と思って生活していた頃は、気持ちに余裕がなくギスギスしていました。
しかし、節約を辞めてみるととても解放された気分になりました。
気分が良いだけじゃなく、食費、光熱費を振り返ってみるとたいして変わっていないことも分かりました。食費の4万円が倍になったら8万円となるわけですが、それで美味しいものを食べることができて、買い物を楽しめて、料理を楽しめればいいじゃないですか!
食費は増えたかもしれませんが、電気代とガス代を合わせて1万円未満、水道代は少し高めの6千円(※2ヶ月で1.2万円なので)。
全く節約を意識していませんが、苦痛なく楽しい生活を送っています。
まとめ
働くお母さんって、本当に頑張っています。自分も含め、同僚だったり友だちだったり、先輩だったり、本当に働き者ばかり。
(わたしがずっと働くお母さんなので、ここでは働くお母さんを主体にしていますが、主婦だって無限の家事ループの中、本当に頑張っていると思います。母がそうでしたから。)
雑誌に出てくるカリスマ主婦を見て、何度も自分のことを「ダメダメ母さん」と思ってしまいましたから、働くママで「節約お料理が出来ない」と思っている人に「そんなことないよ。節約お料理をしなくても、大丈夫だよ。」と言いたかったのです。
自分にあった時短グッズ(わたしの場合は生協やCostco)を使って楽しく暮らして行きましょうよ!
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