あなたがこの記事を読んでいるということは、もしかしたら「自分は片付けられない女」と思っているのでしょうか。
いいえ、わたしはそうは思いません。「もうすでに、片付けが出来る女に一歩近づいた人である」と、思います。
だって、本当に片付けられない人は「自分が片付けられない」と認識していない場合が多いから。
「片づけたい」という意思があれば、絶対に成功することが出来ます。
安心してください。絶対に片付けられるようになります!
さぁ、一緒に成功への鍵を取りに行きましょう!
片付けられない人の特徴
片付けられない人の特徴は、この言葉につきると思います。
「物が捨てられない」
物が捨てられないから、空間に余裕がない。空間に余裕がないからいつも、ところ狭しと、どこを見ても物が溢れている。
こういった経験はありませんか?
久しぶりに会う友だちとのランチの予定があります。久しぶりに会うのだからお洒落しなくっちゃ♪えーと、えーと、一番痩せて見えるあのエックスラインのワンピースは・・・と。
あ、あれ?確かここに・・・・。あ、れ?違ったかな、ここじゃなくて、あ、そうだ!あっちのクローゼットだわ。
・・・・ここにもない!えー、どこにあるのよ。もぅ!!!
・・・1時間経過。
・・・2時間経過。
ようやく見つかった時には、疲労感が漂い、せっかく綺麗なワンピースを着ていても、顔が疲れて見えます。
あー、もう、せっかくのランチなのに、なんだか行きたくないな・・・。
こんな経験、ありませんか。
これは、かつてのわたしの体験談です。ひどい時は、着ていくはずの服が見つからず、急いで間に合わせの洋服で出かけるはめになり、終始不機嫌・・・。
片付けられない人が陥る負のスパイラル
片付けられない人だって、一応、片付けをしないと!と、いつも心にこの言葉があるんです。だから、勇気凛々、力が湧いてきた時は、根拠はありませんが、なぜか「今回は出来る」と思って片っ端から片付けを始めてみます。
どういう時にこんな気持ちが湧きおこるかというと・・・「季節の変わり目」です。
その時の片付け方法は、こうです。クローゼットの服を一気に全部出して、ぶちまけます。そして、スッキリ綺麗になったクローゼットに、今ぶちまけた洋服を丁寧にクローゼットに戻します。
この間、約1日を費やします。いえ、1日で終われば拍手もの。
通常ですと、足の踏み場もないほどに、出された洋服たちは行き場をなくし、ベットや床に投げられっぱなしで数日間~数週間を過ごします。
ここで、片付けられない人の思考は「この家は収納が少なすぎる!タンスを買わないと。ラックを買わないと。リフォームしないと・・・」と、なぜか収納に目が行きます。
最悪の場合、この時点で、収納する家具を買ってしまいます。もう、これ以上物を増やしてはいけないのに、やってしまうんですよね・・・
ここで賢い方は気が付きましたよね?そうです。収納がないから片付かないのではなく、「物が多すぎるから」片付かない。
そして、収納家具を買ってしまった場合、無駄に家具が増え、空いているスペースが無くなる。
新しくこしらえた収納スペースも、溢れかえる洋服で、こっちも片付かない。完全に負のスパイラルです。
ものが捨てられない
数年前に流行りましたよね、「もったいない」という言葉。
ここで、この「もったいない」に込められた真意をご紹介します。
環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、「ワンガリ・マータイさん」が、2005年の来日の際にこの言葉、「もったいない」という日本語に感銘を受けました。
環境 3R + Respect = もったいない
Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉、「もったいない」。
マータイさんはこの美しい日本語を環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱しました。
こうしてスタートしたMOTTAINAIキャンペーンは、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動として展開しています。
日本から生まれた「もったいない」が今、世界をつなげるアイコトバ、「MOTTAINAI」へ。
ここでいう、「もったいない」と、「物が捨てられない」、というのは全く別物である、ということを覚えていて下さい。
物が捨てられない人は、よく「もったいない」という言葉を口にし、捨てない根拠を作りたがります。(以前のわたしがそうだったから、よく分かります)
この場合の対処方法は、また別の機会にじっくりお話したいと思います。
まとめ
部屋が片付けられないと、本当にイライラします。
片付けられないことに腹立たしいのか、片付けられないことで部屋が雑然となっているからイライラしているのか、もう、本当に何にイライラしているのかわからなくなります。
そして、自分がスッキリ綺麗な、まるでモデルルームの様な部屋に住むことなんて、到底想像することすらできない。
でも、大丈夫です。
人は変われます。絶対に。