わたしは学校を卒業後、就職してから今年で22年目に入ります。フルタイムワークで22年間過ごしています。その間、結婚・出産・転勤・(働き方改革)を経験し、今の生活スタイルを確立してきました。
今もまだ、より良い生活のために「こうした方が良いかな?」「これ、失敗だったな・・・」などと試行錯誤しながらやっております。
暮らしを整える、つまり大枠で言うと整理整頓や、片付けになるのですが、はまると楽しいですよ。
ワーキングマザー的片付け方のポイントは?
働くお母さんって、本当にすごいです。本当に分刻みで動いている・・・
わたしもそうでした。保育園へのお迎えに間に合わせるため、駅の乗り換えはいつも全力疾走。乗換案内では絶対に乗れない1本前の電車に乗って迎えに行くのです。
子どもがいるから、という理由で仕事に穴をあけたくないと思い、肩肘張っていた部分もありました。今思えば、もっと周囲に甘えたら良かったな、と思うことも。
朝起きて、身支度をしてご飯を作り、子どもを保育園・幼稚園に送り、仕事をして、再び子どものお迎えに。家に帰ったらご飯を作り、お風呂に入れて、寝かしつけて、明日の準備。
自分の時間って本当に少ない。
だから、育児中のワーキングママには、働きながら片付けも完璧に!なんてとても言えません。むしろ、働きながら子育てをしている最中は、「手を抜いて良いんだよ。」と言いたい。
だって、根を詰め過ぎたら疲れてしまいます。
子育て中の片付けのポイントは?
ただ、子育て中でも出来る、簡単で難しい(!)片付けのポイントがあるので書いておきます。
それは「子どもを巻き込む」ということ。同じ家に住んでいる家族はお互い助け合うべきと考えるので、「お願いする」というのとは少し考え方が違います。
うちは「働かざるもの食うべからず」と常に子どもに言ってきました。スパルタですかね?笑
でも、そのおかげで家族全員で家事を分担し、働くお母さんにばっかり負担が来ることがありませんでした。(そうは言っても、分担されるウエイトはお母さんが大きいですよ)
子どもだって遊びたいし、手伝いをしたくない時もありますが、そこを上手に誘導し、最低限自分たちの片付けはしてもらいましょう。
子どもたちのためにも、小さいうちから片付けが当たり前に出来るようになることは、非常に重要なことだと思っています。
子どもはいずれ、独り立ちしなくてはなりません。親がいなくても、しっかり片付けが出来ることが出来れば、子どもにとってとても有益です。
シンプル・イズ・ベスト
片付けを簡単にするためには、ものが少ないことが一番です。
ものが少ないことのメリットは、「ものを紛失することが無くなる」「整理整頓が楽」「見た目もスッキリ」と、挙げればもっとたくさんあります。
まず、一番過ごす時間の多い部屋はどこでしょうか?おそらく、リビング・ダイニングではないかと思います。
その、一番長く過ごす部屋の不要なものを処分しましょう。そして、個人のものは絶対にこの部屋(リビング・ダイニング)には置かないこと。
これだけで、ストレスがぐっと減ります。雑然とした部屋で過ごすストレスって相当なものです。目に見えない負のオーラがあるというか。
ごちゃごちゃした空間で過ごすと、本当にストレスが溜まります。埃も溜まりやすくなるためお子さんの健康面でも悪影響です。
全部に手を付けなくても、一番長く過ごす部屋だけはキレイを保ちましょう。
働くママの整理収納のコツ
働くママは、とにかく時間に追われています。いま、こうやってブログを書く時間が取れるのも、子どもが大きくなったから。
時間に追われている時に、必要なものが探せないイライラは、言葉に出来ないくらいひどい状態ですよね。
これを避けるために、整理収納はシンプルにしておくことがポイントです。
整理収納をシンプルにするために、一番お勧めしたいのが「衣類の整理」です。朝、何を着て行こうか悩む時間も無駄といえます。(子育てで時間がない時ですよ!)
だから、わたしが採用した方式は「スティーブ・ジョブズ方式」。同じパンツを数本用意し、トップスは白もしくは薄い色のシャツを数枚。
スーツで通勤できる方なら、スーツ数着に中のシャツを変えるだけ。仕事に着ていく服を制服化しちゃえばいいんです。
スティーブ・ジョブズのルックスを思い浮かべる時、どのようなルックスをイメージされますか?多くの方が、スニーカーにデニム、黒のタートルネックを着ている姿をイメージされることでしょう。iPhone発表のプレゼンでも披露したスタイルです。
Apple新商品発表時の印象から目に焼き付いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- NewBalance991のスニーカー
- リーバイス501のデニム
- イッセイミヤケの濃紺のタートルネック
彼はiPhoneなどの新商品発表の時だけでなく、ほとんど同じルックスで過ごしていたと言われています。亡くなるまで約10年続けていたそう。
これを読んで、わたしは「なるほど!」と思い、これなら自分も出来る、と思い「スティーブ・ジョブズ方式」と題して、毎日同じパターンの服を着ることにしました。
ひとり制服化ですよね。毎日同じ服を着る成功者は、スティーブ・ジョブズやアインシュタインに限った話ではありません。
米オバマ前大統領は、ほぼ毎日同じスーツを着ることで知られています。その理由を、彼は以下のように語ります。「私は常にグレーか青色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね(Vanity Fair)」
成功者からの口から揃って出てくるのは「決断の数を減らす」という言葉。朝の着替えという小さな決断にみえることでも、決断を重ねることによって、大きな決断の正確性が落ちてしまうのを防ぐ目的だそうです。
こうすることで、衣類の数をぐっと減らすことが出来ます。
まとめ
朝出かけるまでのルーチンの中に、ハンカチを揃えたり、バッグを変えた時に中身を確認したりすることがあります。
この手間を省く目的で、玄関の近くにハンカチの収納スペースを設けたり、鞄の中にバッグインバッグを設置することなど、ちょっとしたことですが実用面で大いなる力を発揮するものもあります。
生活をしながら、「ここに〇〇があれば楽だな。」「これはこういう使い方が出来るな。」などと、実験すればいいんです。
実験が成功した時はガッツポーズがでるくらい、嬉しいですよ。
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