受験生を持つ親御さんにとって、勉強する環境、つまり机周りの様子なども気になるところではないでしょうか?
10人いれば10通りの机周りがあります。しかし、合格した子どもたちに共通して言えることは「机周りがスッキリしていること」ではないでしょうか。
中学受験を2回経験した我が家も机周り(学習机は2人とももっていないため、ダイニングテーブルが勉強机周りです。)は綺麗に整えていました。
受験生の机周りはスッキリしていること
中学受験を選択した理由は、保育園からずっと一緒だったひとつ年上のお友だちがが通う学校の文化祭を見て「ここに行きたい」と、いう思いで私立中学校の受験を選びました。
受験前は一日何時間も勉強していました。小学生でも長い時間座って勉強出来るんだ、と初めての子育てだったので、感心したのを覚えています。
子どもだって頑張っているんだから、親のわたしたちに出来ることは全てやってあげようと、環境作りに注力しました。
受験生の親が出来ること
受験生の親が出来ることといえば、環境作りなのですが、この中には片付けや整理整頓も含まれています。
- 配布されたプリントを適切に整理すること
- 机に座った時に視界に入る景色は整理整頓されていること
- 机の上には勉強道具以外載っていないこと
受験のため、塾に通っているお子さんもいらっしゃると思います。塾では、大量のプリントが配られます。プリントの整理をするのは、もちろん子どもたち。
しかし、6年生になるとそのプリントの量がものすごく多くなります。子どもが分けて整理したものを親のわたしたちが管理する、つまり、部屋が散らからないように手助けすること。
捨てても良い箱と、取っておく箱、を作り、その箱ごとに分けて置く。もしも、その箱が溢れそうになったら、子どもと一緒に、捨てるものは捨てる。宝のプリントはファイリング。受験中は「プリントの整理整頓」が本当に大事になってきます。
部屋を片付けるとやる気がでる!!
勉強しないといけないのに何故か部屋の片付けをしてしまう・・・こんな経験、ありますよね?わたしも例にもれず、勉強しないといけない時に限って、部屋の片付けをしてしまうことがよくありました。
人はなぜ、勉強しないといけない時に限って片付けをしたくなるのか?これには理由があります。
- 精神的要素
- 物理的要素
この2つです。
〇精神的要素~セルフ・ハンディキャッピング~
これは、勉強しないといけない状況の中で、何故かしなくても良い片付けや、いつもなら絶対にしないようなことを行うことを言います。
自らにハンディキャップを課すことで、たとえ失敗した時でも他のせいであると言い訳ができるようにして自尊心を守る。成功した時はハンディキャップがあるのに成功したと自己の評価をより高められる予防線を張る防御的な行為である。これらの行動に能力の向上や生産的な価値はない。失敗や成功の原因が自己の能力や努力ではなく、外部から与えられた要因にあるとすり替えて思いこむ、行為だからである。無意識に行動に組み込まれている人が多く自分に向き合えず改めることができない場合が多い。
Wikipediaより
〇物理的要因~視覚情報は脳にストレスを与える~
部屋に物が溢れていると、それだけでストレスを感じます。想像してみて下さい。床に物がごちゃごちゃ置かれていて、シンクの中には洗っていないお皿が積まれている状態。勉強する机の上には、プリントが散乱し、その下にはテキストや辞典、消しゴムのカスが散らばっている。
一方、床には何も置いておらず、部屋には観葉植物のセロームが青々としており、部屋にはアロマの香りが充満している。勉強する机の上には、必要なノート、テキスト、筆記用具だけが載っており、スッキリと片付いている。
あなたなら、どちらの状態で勉強をしたいですか?後者ですよね。
「勉強しないといけないのに、なぜか片付けてしまう」と言うのは、無意識のうちに勉強する前に、この状態を作り出したい!と脳が訴えているからに他なりません。
部屋がスッキリ片付いていると、本当に勉強がはかどります。
部屋がキレイだとはかどる勉強内容
これはわたしの実体験なのですが、部屋がスッキリ片付いていると、暗記がはかどります。散らかったままの部屋で覚える英単語と、スッキリ片付いた部屋で覚える英単語の量が全然違うのです。
英語というのは、テクニックでもなんでもなくて「いかに英語を暗記できたか。」これにつきます。覚えている単語、フレーズを状況に合わせて的確に引っ張り出す。
だから、たくさん単語やフレーズを暗記する必要があります。我が家は中3の時、キレイに片付いた部屋でテキストを丸暗記して英検2級に合格しました。塾は行っていません。
まとめ
スッキリと片付いた部屋は、勉強に関しても影響力がすごいです。英語の単語がどんどん暗記出来ることを自ら体験したので、子どもたちにも英単語を暗記させてみました。
そうすると、子どもたちは単語をどんどん暗記していく!そして暗記が出来た、という成功体験から「今度はフレーズを暗記してみたい!」と自分から暗記する内容を増やしていました。
暗記することが悦びに変わっているのです。(わたしはまだその域に達していません)海外のドラマのフレーズや、短めのTEDは1行ずつ暗記して、2行、3行と少しずつ増やして行って、最終的にはスラスラ丸暗記しています。
これって、お金を掛けなくてもみんな出来る一番手っ取り早い成績UP方法です。やるか、やらないか。あなた次第です!
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