シンプルな生活は、とても心地良いものです。
持っているものを把握出来てるので、同じものを買う、なんていう失敗もないですし、シンプルな部屋に、「仕方なく買った、間に合わせの物」を置くこともなくなります。
家が片付いてくると、小さな物ひとつ買うにしても、良く吟味して買うようになります。そして、家の中全体を見渡しても、自分の好み、好きなもので揃えられるため、統一感が生まれます。
そこで、今日は収納についてお話したいと思います。
片付けられない人はどんな特徴があると思いますか?
「スーパーの袋やごみ袋に入れて洋服・かさ張るものを収納している」のだそう。
確かに、荷物をひとまとめにする、という意味ではビニル袋は便利かもしれません。ただ、見た目の美しさや、収納の機能面で考えると、NGですよね。
目次
衣服のシンプル収納の仕方について
衣服の枚数が減れば、収納をするのも、とても楽ちんです。
春・夏服を出している時、秋・冬物はどうやって収納していますか?ビニル袋に入れてまとめて押入れや天袋、もしくはクローゼットに収納していませんか?
押入れに収納する場合
押入れは布団の奥行(75cm)に設計されて作られています。そのため、衣類を収納する場合は押入れ用ケースではなく、奥行き55cmのクローゼットタイプを選びましょう。
押入れ用(75cm)を購入すると、奥行きが深すぎるので少し収納時、大変かもしれません。
クローゼットタイプ(55cm)を選ぶと、壁と衣装ケースの間に約30cmの隙間が出来ますが、そこには扇風機やハロゲンヒーターなど、季節によっては仕舞う必要があるものを収納してもよいでしょう。
天袋に収納するもの
天袋に収納する衣類は、一年のうち1度しか着ないような、スキーウェア(※)や水着などを収納するのに適しています。
カテゴリーは「一年に1度しか着ないもの」ですので、一年のうち1度しか着ないものであれば、水着、スキーウェア、着物、レジャーウェアは同じ場所に収納してください。
※について、スキーウェアはかさ張るため、もし1シーズン1、2回しか着ないのであれば、今お持ちのものは処分し、レンタルという手もありかもしれませんね。
ハンガーは揃えれば、見た目がとても美しい
クローゼットに衣類をつるして置く場合のハンガーは、どんなものをお使いですか?
衣類をつるしておくことが目的ですので、クリーニング時にもらうハンガーで済ませがちですが、ここにお金をかけると、毎日をとても快適に、気分良く過ごせます。
クローゼットに並ぶ姿が美しかったら、自ずと気分も上がりますが、クローゼットが乱れていたら、知らぬ間に嫌な気分になるものです。
そうですね、例えると、クローゼットをショップのディスプレイの様にすればいいのです。
「え?わたしはバラバラなハンガーで収納しているけど、嫌な気分にならないです。」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、視覚情報って、自分が思っている以上に明確に脳の中に記憶されます。
同じハンガーでビシッと揃えられていれば、毎朝気分が良いものです。
ハンガーを揃えるといっても、おそらく50本/一人くらいだと思いますので、是非購入することをお勧めします。
片付けと整理整頓の違いは?
片付けと整理整頓を混同している人もいますので、ここで違いについてお話します。
片付けとは
片付けとは、物を使用した後、元の場所に戻すこと。「出したら仕舞う」ことを癖にしておくこと。
家族全員にこのことを徹底してもらわなくてはいけません。
整理とは
自分にとって必要な物を把握する作業のこと。
- 乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること。
- 無駄なもの、不要なものを処分すること。
(引用元:コトバンク)
整理の段階で、不要な物を見極める必要があります。
整頓とは
物を秩序立てて並べること。
きちんとかたづけること。また、きちんとかたづくこと。整うこと。
(引用元:コトバンク)
こう見てみると、「整理」の段階が一番重要であることが分かりますね。
まず、自分にとって必要な物を見極める。不要な物と一緒に暮らしていると「あなたは不要なものと一緒に暮らせる存在」つまり、「選ばれし者ではない」ことになります。
絶対にここで手を抜かず、しっかりと自分と向き合って、物の選別をしてみて下さい。
(この記事も参考になります→女子の部屋を片付けるコツは洋服の片付けを攻略しよう!)
まとめ
片付けをしていると、本当に色々な気づきがあります。
「これは自分の生活にとって、必要な物か、それとも不要な物か?」
始めのうちは、一つ一つを選別するのにとても時間がかかります。しかし、慣れてくるとスムーズに出来ます。
しかも、「なんでこんなものを大事に取っておいたのか?」と疑問すら湧いてきます。
そうすると、とても空間に隙間が出来ると思いますが、今は無理に隙間を埋めないこと。隙間は隙間で置いておくこと。
収納に関しても、押入れ用の容器を購入したら、すぐにビニル袋収納を解消し、きちんと収納し直してください。出来れば、押入れ用の収納容器は、プラスチック製品ではないことが望ましいです。
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