片付けの第一段階は捨てることです。
片付けのノウハウや、見た目も美しい片付けインテリアなど、SNSや片付け本にたくさん載っています。
でも、本を買っても、SNSで美しい部屋の真似をしているのに自分の家とは何かが違う・・・
そうです、そこなんです!
SNSで見る美しい部屋は、映っている家具や小物如何に問わず、間違いなく「物が少ない」。
だから、部屋の片付けをする時、まずは物を減らさないといけません。
捨てる効果とは?
物が捨てられると、何が得られると思いますか?
スッキリとした空間?何か良いことが起こる?(これはあるかも知れません)
それよりも、もっともっとすごいことが手に入ります。
それは「自分で考えて行動することが出来るようになる」ということ。
これは大きな財産になります。
だって、今まで物が溜まっていたのはあなたが自分で決断していなかったことの積み重ねだから。
自分で買って、自分であえてストックしているんだから、ちゃんと自分で考えて行動しています!と反論されるかもしれません。
ただ、そうだとしたらなぜ着ていない服が何着もあるのか?
使っていない食器が眠っているのか?
「いつか着るから」「いつか使うかもしれないから」
今日を生きる人が、いつかのために物をストックするなんて、ナンセンスです。
これは本当に要るのか?本当に自分の人生に(人生というと飛躍している、と思われますが、毎日の生活の積み重ねが人生になるので、ここではあえてこう書きます!)必要な物か?
これを自分に問いながら、物を選択してみて下さい。
最初は、1箇所片付けるのにものすごく時間がかかると思いますが、そのうち慣れてきて、パパッと判断出来るようになりますので、大丈夫!
物が減ったら開運する、良いことがある、というのは、不運を溜めていた物が一層されたおかげで開運する。
これと、もう一つの理由は、自分で判断して取捨選択が出来るようになったから、良い運をたぐり寄せることが出来るようになったからだと思っています。
だって、自分に自信が付くじゃないですか。
わたしも、物が溢れていた時代は、どこか自信が無くて物があることで、とりあえずの似非安心感を得ていたような気がします。
いつか着る服に囲まれて、いつか履くかもしれないハイヒールの靴が並んでいる靴箱をみて喜んでいた。
洋服だって、靴だって、着て、履いて、ようやくその役割を果たすのに・・・
それで、要らないものを減らして厳選された物で囲まれた清々しさ!
これはもう一度体験したら、前の生活には戻れません。
いらない物を捨てて運気をUPする!
では、何でいらない物を捨てたら運気がUPするのでしょうか?
これは風水では「今の自分の運気は、住んでいる空間から作られているもの」という考えから来ています。
どんな人でも部屋がスッキリと片付いていたら、清々しいと感じますよね?
食べた後のゴミや、脱ぎっぱなしの洋服が部屋に散乱し、流しのシンクには汚れたお皿が溜まっている状態。
こんな状態を気持ち良い、ということはありません。
一方、テレビのリモコンも定位置、収納もある程度余裕があり、床には何も落ちていない、もちろん流しのシンクはピッカピカ!
どちらが住みたい部屋ですか?
明らかに後者ですよね。運だって、気持ちの良い部屋には来てくれるんです。汚い部屋にはやって来ないけど・・・
不要な物を減らして、良いことが起こるって結構聞きますよね?
小さいラッキーなら、すぐに起こります。
街の歳末抽選会でいつもハズレだったのに、3等賞の500円の商品券が当たった。商店街の電気屋さんで、点数を集めて応募したらドライヤーが当たった。通勤電車でいつも座れないのに自分の前の席が空いた。都内でもないのに好きな芸能人に家の近くでばったり会って、握手してもらった・・・
書きだせばキリがありません。
だから、いらない物を捨ててあなたも一緒にラッキーな体質になりましょう!
不要な物を捨てて恋人が出来た話
ある風水の本に「布を捨てると彼氏が出来る」と書いてあり、長年恋人がいない、会社の後輩に「布を捨てると良いよ。」とアドバイスをしました。
後輩は2人姉妹の妹。お洋服は自分で買ったり、お姉さんからおさがりをもらうそうで、1DKの部屋には洋服がびっしりありました。
「これ本当に全部着るの?」と尋ねたところ、「姉からもらったおさがりは、正直言って切るかどうかわかりません。でも、1、2回しか袖を通していないので、捨てるのはもったいなくて・・・」と言います。
この考え方、いけませんね。
まず、1年以上着ていない服を洗い出す。
次に、残った洋服の中で、好きではない服を出す。
この2つの行動をしてもらっただけで、溢れた洋服の半分は無くなりました。
捨てた服もありましたが、リサイクルに出したり、メルカリで売ったり、寄付したり。まだ使用価値のある洋服は、全部活用しました。
それから間もなく、彼女の家で会社の同期会が行われたそうです。
それまでは、散らかった自分の部屋に人を招くのが恥ずかしく、誰も呼んだことがなかったのに、人が来るのが楽しくなった様子。
遊びに来た同期のうちの一人とお付き合いが始まった、と報告に来てくれました。
恐るべし、お片付け。
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