片付けにやる気が出ない時・・・
そんな時は音楽の力を借りて楽しみながら片付けましょう、と先日お伝えしましたね。
コチラの記事です→片付けがつらい。片付けが楽しくなる方法はコレ!音楽を味方につける
音楽の力を借りるというのはとても有効なので、是非お勧めします。
今回は、これとは別に、引っ越しの片付け時にやる気を出す方法をお伝えします。
でも、そもそも何でさっさと片付けをした方が良いのか?原点に立ち返ってみましょうか。そうすると片付けに対してハードルが低くなると思います。
目次
やる気が出ないけど、片付けをする理由
どうも片付けに対してハードルが高く、やる気が出ないのになぜ片付けをしないといけないのか。
いや、別に自分の空間だし、片付いていなくても誰も見てないし、自分がこれで快適なら別にいいじゃないか。という方もいらっしゃいますよね。
違うんですよ。
汚部屋だからって誰にも迷惑をかけていない・・・実は、他でもない、大事なあなた自身にとてつもない迷惑をかけているのです。
今の自分の運は、あなたが毎日住んでいる空間がもたらしています。
良い空間から得られる良い運と、不要なものに囲まれた澱んだ空間からもたらされる不運と。
信じられないかもしれませんが、空間が蓄積した運はそのまま自分に反映されると言われています。
成功している企業は○○を実行していた!
松下幸之助氏の作った松下電器産業(後のパナソニック)、SONY、トヨタ、日本が世界に誇る大企業はどこも「整理整頓」を実践しています。
大企業に限らず、勢いのある企業は絶対に「整理整頓」をしっかりされています。
「5S」というものを取り入れて、徹底して仕事上の無駄を排除しているのです。
仕事中に必要なものが探せない、どこに収納したか本人しか分からない、というような状況があれば、探す時間だけムダが生じてしまいます。
このムダが、生産するための時間を奪い、生産性の悪さに繋がります。
さらに、雑然とした工場での作業では事故にも繋がります。
では、「5S」とは何なのでしょうか?
- 整理:不要なものを処分すること。
- 整頓:必要なものを取り出しやすい場所に置くこと。誰でも整頓できるように明記すること。
- 清掃:仕事場を綺麗に掃除すること。
- 清潔:「整理・整頓・清掃」の状態を維持すること。習慣化すること。
- しつけ:「整理・整頓・清掃」を社内ルールとして厳守すること。
この5つの頭文字を取ると「S」から始まっていることが分かりますね。これがいわゆる「5S」となります。
勢いのある企業では取り入れている「5S」を常に頭に思い浮かぶと良いでしょう。
つまり、整理・整頓されている企業は成功している。これが紛れもない事実なのです。
これを家庭に取り入れたらどうでしょう。そうです、片付いた家は家運も上昇するというわけ。
引っ越しの荷物は一気に片付けて、その後はコレをする!
我が家は転勤族なのですが、同じ転勤族仲間の同僚の話を聞くと「引っ越しの荷物がそのまま一部屋占領していて、開けていない段ボールが次の引っ越しの時までそのままある」という笑えない話を聞いたことがあります。
いや、そんな珍しいことではなく、結構な頻度で聞きます。
そんな時わたしは、「きついかもしれないけど、段ボールは一気に開けて片付けること。」とアドバイスします。
引っ越し直後は新しい家に到着し、まだ気持ちも高揚しています。この気持ちの高揚を利用して一気に片付けるのです。
無心になって、段ボールを開けて、所定の位置に置く。全部の段ボールを開けるまで淡々とやる。
その時、色々な発見があると思います。「これ、必要ないな。」とか「洋服、多すぎないか?」等です。
その気持ちを大事に、出来れば、「処分したい」と思ったものは、その場でよけておいて、忘れない内に処分すると良いですよ。
引っ越しの荷物が片付いたら、友だちを呼んで引っ越しパーティ
昔は「お側に来ました」と言って引っ越してきたらご近所さんにお蕎麦を配る習慣がありました。最近ではやらなくなりましたが、あえて友だちを呼んで蕎麦パーティをしましょう。
蕎麦だったら、茹でるだけで簡単に出来るし、「引っ越ししたばかり」という事情をみんな知っているので気兼ねなく呼べます。
こうして、人を家に呼ぶ、ということが非常に重要なんです。人が家に来る、と考えると否が応でも片付けますから。
まとめ
わたしは、最初の就職の時に実家を出てから、かれこれ9回の転勤と、2回の単身赴任を経験しています。
ですから、引っ越しは慣れている方だと思います。この9回の引っ越しで、毎回感じるのが「荷物を減らさなきゃ・・・」ということ。
最初の頃からするとだいぶ荷物を減らしてきました。
引っ越しをする上で、「荷物の多さ=金額」、ということになります。こういった面を考えても、荷物は極力少ない方がいい。
よく「スーツケース1個の荷物が理想」という言葉を耳にしますが、本当にそれくらいの荷物で暮らしていけたらどんなに楽でしょう。
そんな生活がしてみたい。時々、なんとかして出来ないものかと考えてしまいます。