中学生の部屋の片付け方については、コチラの記事で先日お伝えした通りですが、今回は机の上の片付け方についてお話します。
中学生の机の上、というのは何をする場所か、分かりますよね。
そうです、勉強をするところ。机の上がごちゃごちゃしていたり、勉強道具以外が占領していると、気が散るため、机の上はスッキリ片付いていないといけません。
目次
中学生の勉強机を片付けるコツ
まず、部屋と同様、不要な物、不要な紙類を全部出してください。
この際、不要なものは一斉に処分すること。
中学生にもなると、部屋の汚さ、机の上の汚さが成績に直結します。これは、わたし自身学生時代に痛感したことなので、間違いないです。
そして、机の上がスッキリ片付いていると、暗記が驚くほど覚えられる。
1.書類やファイルは最小限にし、一カ所にまとめる
学校と塾でもらうプリントはそれぞれ分けてファイリングします。
科目別にインデックスを付けて分けます。それを一冊のファイルにまとめる。
こうすることにより、「学校」「塾」のカテゴリーに分けることができ、さらに掘り下げると、科目別で分かれているため、すぐに必要な書類が取り出せます。
この、科目別に整理することが出来れば、高校、大学、社会人になってもスッキリとファイリングすることができるので、一度自分で納得するまでやってみること。
2.机の前にポスターを貼らない!
これは机の上の片付けとは関係ない、と思われるかもしれません。
違うんです。机に座った時、真っ先に視界に入ってくるのが座った時に入ってくる景色。
そこに、大好きなアイドルのポスターや、大好きなスポーツ選手、もしくは大好きなアニメなどのポスターがあっては、気が散ります。集中することができない。
ポスターの代わりに、大きな目標と、直近の目標を掲げること。
これは、絶対にやってください。毎日、毎日、その目標を確認することで強く意識し、潜在意識の中に叩き込む目的です。
これをやるか、やらないかで結果は違ってくるでしょう。
3.勉強道具以外は机から離す(漫画・ゲーム・携帯電話等)
気分転換に漫画やゲームなどで楽しむことは、大変結構なこと。しかし、机からは話しておきましょう。例えば、受験の時、試験の時などはすぐに取り出すことが出来ない場所にしまうか、別な部屋にしまう。
最近では、ゲームや漫画よりも携帯電話に一番気を付けないといけません。着信音が鳴れば気になって開いてしまいます。
携帯電話を触れる時間帯というものを、無理やりにでも導入しないと、子どもだけでコントロールすることは難しいでしょう。
携帯電話を制する者は、受験を制す!!
4.必要ない参考書は机に出さない
参考書は、自分で「これだ!」と思ったものを1冊だけ使う。そして、その参考書を丸ごと暗記するまで徹底的に使い倒す。
教科によっては、数冊必要なものもあるかもしれませんが、極力冊数を減らすこと。そして、勉強していない教科の参考書は仕舞うこと。
そうすると、机の上を広く使うことができます。
5.不要なプリント類はその日のうちに資料ストック箱へ!
学校や塾で配られる大量のプリント類は、放っておくと大変なことになります。ある程度量が溜まると、片付けるのも億劫になります。
昔は裏紙として使うから取っておく、という方法もありましたが、最近のプリントはコスト削減のため、両面印刷だったりして使えないものもあるので、悩まず紙資源に出します。
計算するための紙は、大学ノートを使うと良いでしょう。
成績を上げるための裏技
ガチで成績をあげたい、受験に合格させたい、という場合、ダイニングテーブルで勉強させる、という手もあります。
これは子どもの意向もあると思いますが、中学生は見た目は大きくても、まだまだ子どもの部分があります。
親の目が届いていると、自ずと勉強するもの。
ごめんなさい、これが上手くいくためには、ある条件がありました。ダイニングテーブルで勉強させる場合、絶対に守ってもらいたいのが、「テレビはつけない」こと。
この時、親であるわたしたちも何か勉強をすると、相乗効果で子どもも勉強するようになります。
その勉強というのは、長いこと手を付けていなかった英語でもいいですし、料理のレシピの整理、仕事関係の資の勉強、次の旅行場所の下調べ、読書・・・なんだって良いのです。
「子どもと一緒にやっている」、ということが大事。
この時、勉強が終わったら、全部子ども部屋に持ち帰ること。なぜならば、ダイニングは本や紙類が残っていてはダメ、とコチラの記事でお話しましたね。
まとめ
子どもの机の上を片付ける、ということは小さなことですが、時間が経った時、結果が大きく変わることが起こります。
毎日使う机の上は、合否を分かつ程の影響力を持ちます。
部屋の整理に加えて、机の片付け必ずしましょう。
片付けのコツは「一度に一気に」やること。そして、不要なものはどんどん処分(捨てる)し、散らかった部屋にしないこと。
一度綺麗に片付いた部屋に暮らすと、汚い部屋に戻ることが辛くなります。
今、たとえ汚部屋に住んでいたとしても、絶対に片付けることが出来るようになります。大丈夫!