シンプルに片付ける。シンプルに暮らす。シンプルって何なのでしょう?わたしが思うシンプルは「物に支配されないこと」だと思います。
生活必需品として洋服、かばん、靴に始まりキッチン道具までわたしたちの生活は物に溢れています。自分で自制しないと、色々な所から物たちが自分の領域に侵入してきます。
街を歩けば広告をはさんだティッシュを配っているし、子どもと歩けば駅前ではボールペン&赤ペンセットを配っている(塾の広告)。
本当に気を付けないと意図しないものまでもらって家の中に運びこむことになります。
シンプルな片付けとは
シンプルな片付け方の基本は「物を減らす」ところからスタートします。しかし、物がたくさんあるうちは、これらの物を減らすことにものすごく抵抗があります。
でも、一度手放す快感を味わったら次から次へと手放したくなるから不思議です。
「そうはいっても、減らせる自信がない?」そんなあなたに今日は、物が多かった私が実際に手放したものをご紹介します。
キッチン編
キッチンの道具って、テレビで使いやすそうなグッズを見ては自分も欲しくなったり、鍋にしても大・中・小が無いとイケナイ、という固定観念がありませんか。(ネットで)
キッチングッズはつい「時短の道具」と勘違いしてしまい気を付けていないと、どんどん増えて行きます。
私のキッチン話ですが、実はフライパンを持っていません。フライパンの代わりをしてくれるのが、中華鍋です。出産当時、貧血になった時に病院の主治医から「ヤカンを鉄瓶にかえ、フライパンを中華鍋に変えるだけでも違うよ。」とアドバイスを受け、家のフライパンを中華鍋に変えました。
それ以降、10年以上中華鍋一本で朝ごはんも、お弁当も、夜ご飯も作っています。
そして、お鍋はゆきひら鍋とオーバルのストウブ、大きめの土鍋で事足ります。数年前まで使っていたフードプロセッサーも手放しました。洗うのが大変だから。
手放したら不便になるかな?と思っていたのですが、杞憂に終わりました。包丁とまな板さえあれば、何とかなるものです。
あ、そうそう。今の家に引っ越しする際に食洗器も手放したのです。これはちょっと勇気がいりましたが、据え置きタイプだったので結構場所をとるし、視界に入った時にあまり美しくない。結婚当初からずっと頼ってきた家電でしたが、手放しました。
結果は、手放して大正解でした!視界に大きな家電製品が映らないというのは、わたしの中では100点満点。洗い終わった食器は「かやふきん」を敷いたところに伏せればOK。食器は、お湯で濯げばすぐに乾きます。洗って乾き上がるまでの時間約20分。
洗い物をした後、お風呂に入れば、上がった時には完全に乾いています。乾いた食器を寝る前に食器棚に仕舞えば、朝起きた時、ワークトップには何も置いておらず、スッキリとしたキッチンになっていて、見た目も美しい。
クローゼット編
クローゼットには洋服やベルト、帽子、バッグ・・・実に色々なものがあると思いますが、バッグについてお話したいと思います。
一時期はバッグをたくさん集めていて、通勤時のバッグは洋服に合わせて取り合わせていました。
しかし、クローゼットの中が雑然としていて「えいっ!ここも片付けてしまおう!」と手放す快感を覚えたわたしは、必要不可欠なバッグたちと、そうでないバッグたちを分けました。
通勤時のバッグってよく考えると、変えない方が楽ですし、忘れ物も防げます。(定期、身分証明書、携帯電話等)
そして、ある程度使い続けるとくたびれてきます。その時は今までの労をねぎらった後でバッグを手放して、新しいものを購入します。1個処分して1個買う。これが鉄則。
通勤のバッグの他にあるものは、リュックサック、お茶のお稽古で使うバッグ、洒落た場所に行く時用のバッグ、登山用のリュックサック、ざっとこんなもんでしょうか。
片付けの基本とは?
片付ける時の基本は「家の中にあるものを全て覚える」ために実施する。
なぜ全て覚えるのかというと、裏を返せば「物が多すぎると全部覚えていられませんよね?だから、覚えておける分だけにしましょう。」という理由から。
でも、コレが片付けの基本なんです。持ち物は、自分で把握できる分だけにする。
自分で持ち物を全部把握出来るくらいまで物を減らせば、「家の中のブラックホール」も無くなるし、物を探す時間が要らなくなる。
物が減ったら、ゾーンニング
そして、物が減ってある程度自分の持ち物の数を把握できたなら、次は置く場所を決めないといけません。いわゆる、物の定位置を決めること。これをゾーンニングといいます。
食器と調味料が同じ場所に置いてあったら、何だか嫌ですよね。これは極端な例ですが、物には相性があります。この相性がいい物同士なら、隣り合っていてもケンカしませんが、相性が悪い物が隣り合っていると、たちまちケンカになってしまいます。
我が家は圧倒的に作り付けの収納棚が少ないので、自分で棚を作りそこを収納のスペースにしています。目に見える収納なので、あまりごちゃごちゃしていると鬱陶しいので、見える部分は3割まで。見せたくないものは籠を上手に使って収納をしています。
- 1つ目の籠の中身は豆や切り干し大根、ヒジキなどの「乾物」や「お茶類」。
- 2つ目の籠の中身はコースターやランチョンマットなどの「布類」。
- 3つ目の籠の中身は鯖缶、ツナ缶などの「缶詰」。
- 4つ目の籠の中身はコーヒーと紙フィルターなど「コーヒーグッズ」。
- 5つ目の籠の中身はお土産でもらったり自分で買ってきた「おやつ類」。
こうして、籠ごとに分けて置けば一目瞭然ですし、使い切ったら補充するというスタイルを取れば中身をストックする必要がありません。
まとめ
シンプルな片付けをしたいなら、まずは物を減らすところから始めましょう。これは避けて通れない道です。
捨てることに抵抗があれば、売ってもいいし、寄付することも出来ます。(寄付についてはコチラの記事をどうぞ→ランドセルの寄付についてはこちらの記事も参考になります→片付け処分方法を教えましょう。自宅片付け業者やメルカリを使う方法)
まずはあなたの「よし、やるぞ!」という決断からです。人は自分で決断したことは、何とかやり遂げようと努力します。そういう脳の仕組みだからです。
でも、人に言われてやるかといえば、やらないですよね。きっかけにはなるかもしれませんが、やはり自分で気づくということが非常に重要になってきます。
「自分の中で納得して実施すること。」こうして、自分の意志で片付けを始めたとしたら、あとは成功するまでやり続けるだけです。
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