部屋が汚いと運気が下がる、ということを聞いたことはありませんか?
実は、片付けと運気にはある相互関係があるのです。部屋の汚れというのはそのまま運気の汚れになります。
スピリチュアルな面も多分にあると思うのですが、そもそも部屋が片付いていると物事がスムーズに運びます。
部屋の中に新しい風を入れる時、スムーズに部屋の隅々まで風が行きわたる感じがする家は、運気も上がっていきますが、どこかに澱みがある場合は運気も停滞気味。
目次
片付けと運気について
建築土木を専攻し、現在も建築のお仕事をしているので、家の風水や建物のが運気に影響する理由など、ついつい好きで調べてしまう癖があります。知らなければ知らないで終わりますが、勉強すればするほど面白いな、と思うことがあるんです。
例えば、駅に出口が西口と東口とあって、一方はものすごく栄えているのに、もう一方は閑古鳥が鳴いている状態。こういう状況も多々見受けられます。
これを自分の家に置き換えて考えると、運気が上がる家と停滞している家にもちゃんと法則があります。
大企業の社長の家がゴミ屋敷、または暗くてジメジメして物が散乱している、って聞いたことがないですよね。
同じ人生であるなら、暗く沈んで生活するよりも、生き生きはつらつと生きていこうじゃありませんか♡
ツキを呼び込む法則
ツキを呼び込む法則はいくつかありますが、今回はこちらを紹介します。
ツキを呼ぶというと漠然として分かりづらいのですが、今の言葉でいうと「キラキラ☆彡とした毎日を送る」という言葉に置き換えることができます。
キラキラしている人って、いるだけで周りもハッピーになりますよね!片付けをするだけでキラキラ人生の第1歩を踏み出せるんです。
ツキのある場所を選ぶ
ツキのある場所というのは
- 清々しい雰囲気
- 発展的な気分になる
- 全体的に明るい雰囲気
総じてこの3点に絞られます。
清々しい場所の代表は、どこか分かりますか?そう、神社です。日本人なら誰もが神社でお参りしたことがあると思います。
境内でかしわ手を「パンパン」と打って、お参りしてオシマイ、ですか?もし、心願成就させたいことがあるなら神主さんに祝詞を奏上していただき、お参りする正式参拝をお勧めします。
神社のことはまた別の機会にお話しするとして、この神社の清々しさは他に例をみません。
家の中をどのくらい片付けるとよいか、の目安が「神社のように」です。まぁ、神社のようにはいきませんが、家の中に神様がいると思って片付けをしていきましょう!
家の中の神様?
家の中に神様がいらっしゃることをご存知ですか?わたしは九州の田舎の出身ですが、祖父母と一緒に暮らしていたせいか、家の中に色々な神様がいました。
実家は神道でしたので神棚がありました。その他にもかまど(火)の神様、水道の他に井戸もあり、水の神様、トイレの神様が普通に存在していました。
しかし、現代の住宅ではかまども井戸も無いため、都会の住宅でこの神様たちを目にすることは皆無です。
時々、お友だちのお宅に遊びに行ったときに神棚があると、ほっとします。
沖縄に嫁いだ友人の家にはまだ「火の神様」「水の神様」を祀っているそうです。良く聞いてみるとお義父様はある会社の創業者。昔からの習慣を一日も欠かしたことがないとのこと。今はお嫁に行った友人が継いでいるそうです。
会社の経営者など、会社の命運を握る方、重役を担ってい方はきちんとあるべき姿で神様をお祀りしている方が多いです。
家の中の神様について
水の神様「天之水分神」
水の神様は「天之水分神(あめのみくまりのかみ)」といわれ、農作物を耕す為に必要なお水(農業用水)をお守りされています。
台所・浴室「火之迦具土神」「三宝荒神」
これらの場所では火を使うことから、火の神様「火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)」や「三宝荒神」(さんぽうこうじん)が火事を起こしたりしないように守ってくれるといわれています。
台所にお札が貼られている家も多くあることかと思いますが、荒神の名の通り悪いことが許せない性格なので、火から守ってくれると同時にこれらの場所をキチンとお掃除をして、不衛生にならないよう注意してくださいと、家人に意識させる意味も込められているようです。戸棚や柱「大黒様」(だいこくさま)
家の中で一番大きな太い柱は大黒柱と呼ばれています。
家の中の中心となる太い柱が該当しますが、その柱の上などに「大黒様」は鎮座されているといわれています。
ご存じのとおり、大黒様は商売繁盛の神様。一般的に、大黒様の置物は頭よりも高い場所で南向きあるいは東向きに置くとよいと考えられています。
この他にもまだまだ神様は家の中にいらっしゃいますが、よく知られているのはこの神様でしょう。
これだけ家の中に神様がいるということは、裏を返せば家の中を不浄にしていては神様にも失礼ですし、何よりも運気があがらないということ。
暗くてジメジメとした、陰気な神社でお参りしたいと思わないのと一緒です。
片付ける時、思い切って模様替えをすることは吉!
昨日、キッチンの家具の配置換えをしました。廊下からキッチンに入る時に食器をしまっている棚が少し(幅にして5cm程度)はみ出ていたので、壁の中に納まるように配置を変えました。
すると、どうでしょう。たった5cmのことですが、ものすごく歩きやすくなりました。今までその5cmに当たらないように、知らず知らずの内に気を使って歩いていたのです。
導線が良いと、家事をするにしても気分が良い。
部屋の左側にある収納棚と右側にあった食器棚の配置を変える時、まず何をするかというと、棚の中にあるものを一度全部出します。
最近の我が家はだいぶ物を減らしてきているので、そんなに処分するものは無いと思っていたのですが・・・
食器棚の奥には1年以上使っていない和食器だとか、ワイングラスが出てきました。「どうしよう・・・とっておこうかな。」とも思ったのですが、せっかく片付けブログを運営しているので思い切って処分しました。
模様替えをするメリットは
- 棚の中を一度全部出すので、不要な物を見つけやすい
- 大きな家具を動かすので、今まで掃除ができなかったところを掃除することが出来る
- 部屋の導線が変わる
ということです。
模様替えをすると、一気に部屋の雰囲気も変わりますのでシーズンごと、少なくても1年ごとにやってみてください。
部屋が汚いと運気が下がる理由
ここまでこの記事を読んで下されば、おおよそ予測がつくかもしれませんが、部屋が片付かない=不要な物を溜め込む=悪運を溜め込む、に繋がります。
住まいが汚いと、家の中の神様だってそっぽを向きたくなるのです。
ある本にこう書かれていました。
たとえば、ちょっとしたトラブルなど良くない出来事が起こったとき、それをすごく悪いこととして受け止め、「大変なことになっちゃった」と何度も口にする人と、「この程度でよかった」とさらりと受け止め、さほど悪い記憶としてのこさない人がいます。
「大変なことになっちゃった」と騒ぐ人は、起こってしまったよくない出来事を自分の運として、自分の中に記憶してしまいます。
こうした悪いことを忘れられない人は「溜め込み体質」の典型で、さまざまな悪いものを溜め込んでしまいがち。
古いもの、使わないもの、生気のないものを部屋に溜め込み、さらには悪運やストレスも溜めて、体の脂肪も溜め込みやすくなります。
けれど、残念ながらお金は貯められません。
おそうじ風水 李家幽竹著 より引用
もう、全くもってそのとおりですよね!悪運やストレス、体の脂肪まで溜めてしまうけど、お金は貯められない・・・
明るくて、清々しくてキレイさっぱりとした家からは発展の気、つまり運気が上がるというのは、この真逆だからなんです!
まとめ
日本に住んでいるけど、日本の文化や家のことについて知らないことってたくさんあります。
17歳の時にアメリカに交換留学生として訪れたことがありますが、タイムマシーンであの時に戻れるなら少なくとも日本の文化や宗教のこと、どう生きていきたいのかを明確に話せるくらい勉強してから行きなさい、と指導したいです。
アメリカは人種のるつぼと言われる通り、様々なルーツを持つ方々がたくさんいます。
わたしを受け入れて下さったのは、ホストファザーつまり、父親が日系2世のアメリカ人。そして、ホストファザーのご両親は熊本出身の方でした。
そのせいか、まだ訪れたことのない日本に想いを馳せて色んなことを聞かれたのに、私は何一つ十分に答えられなかった・・・
英語力、というより知識がなかったのです。
知らなくても普通に生活は出来ますが、日本に住んでいる以上、家の中で家族を守っている家の神様のことをちょっと知っていると、今後の片付け等に対する想いが変わってくるんじゃないかな、と思って今日のブログにしました。
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